本日からブログ始めました♪全くの初心者ですがNARUTO愛読家なので
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千手兄弟ヤバかったですね!特に柱間の気迫
【第620話 詳細】
サスケ 「そもそも…忍とはなんだ?」
柱間 「………里と忍とは何ぞ…とな?」
目を閉じ、考え込む柱間。
サスケ 「うちはイタチ…おれの兄は木の葉の里に利用され ていた。 それでもなお里のためを思い、 自身の命を懸けて里を守ったのだ…そして木の葉 の忍であることに誇りを感じて死んでいった」
話に黙って聞き入る火影達。
サスケ 「同胞を皆殺しにし、自身も里の為に命を落とし た。 一体これはどういうことだ?」 「そしてこんな状況を作り上げた忍とは一体何者な んだ?」
そう話すサスケの眼には万華鏡が浮かんでいる。
サスケ 「おれはあんたの口から答えが聞きたい…それから 決めようと思う…」 「木の葉に復讐するかどうかをな」
万華鏡を解き、通常の瞳に戻るサスケ。 黙って柱間と向き合 うサスケは大蛇丸との会話を思い出す。
―サスケの回想―
サスケ 「大蛇丸…」
大蛇丸 「何かしら?」
サスケ 「お前が木の葉崩しを仕掛けたのはただの出来心だ と言っていたな…」 「そのときは特に疑いもしなかったが、今となって はそれが真実ではないと分かる…」 「本当の理由は何だ?」
大蛇丸 「…………」
サスケの問いに黙り込む大蛇丸。
―回想終わりー
扉間 「木の葉への復讐だと! やはりお前もうちはの亡霊 に憑りつかれているようだな、くそガキが…」 「里に少しでも手を出してみろ…」
そう言ってチャクラを練る扉間。
ゴオオオッ!!!!
水月 「!!」
重悟 「!!」
サスケや大蛇丸すらもその圧力に驚きを隠せない。 思わず大 蛇丸の影に隠れる水月。 そして扉間の指がほんの少し動きを見せる。
ヒルゼン 「二代目様!!」
思わずサスケも焦るが、そんな扉間を柱間がさらに強い圧力で 制止する。
柱間 「扉間……」
ギンッ!!!
その圧力だけで壁にヒビが入り、床板が剥がれていく。 柱間のあまりの威圧感に、今度は扉間が汗を流していた。
身の危険を感じた重悟はとっさにサスケを庇い、大蛇丸も印を 結んで対抗しようとする。 水月はびびりすぎて一人溶けていた。
水月 「シ…シャレになってないぞコイツ……」
柱間は相変わらず扉間を睨みつけている。
柱間 「指を下ろせ…」
扉間 「…………」
汗を流している扉間、動かしかけた手をすぐに引っ込めた。
扉間 「そ…そんなに熱くなるなよ兄者……」
柱間 「ガハハハ! すまんな!」
場が一気に和んで思わず安心するサスケたち、大蛇丸ですらビ ビッていた。 しかしさっきの威圧で天井が崩れかけていた。 ぽろぽろと落 ちてくる欠片にミナトも驚く。
ミナト 「す…すごいな…」
ヒルゼン 「変わりませんな、柱間様…」
その横で拗ねる扉間。
扉間 「ふんっ…」
柱間 「まあなんだ。 すいぶん偉大な兄上だったみたい だな、サスケ」 「俺なんかよりよっぽど優れた忍じゃないか」 「里について話すか…それでも構わんがかなり長く なるぞ?」
大蛇丸 「できれば彼の知りたいことだけに絞ってくれない かしら、あまり時間がないの」
ヒルゼン 「時間がないとは?」
大蛇丸 「戦争の真っ最中なのよ…うちはマダラが復活して 世界中の忍を消
そうとしているの
」
「!!!!!」
火影たちに衝撃が走る。
柱間 「またしても戦争か…」
頭を抱える柱間の横でミナトが一人、何かに気付く。
ミナト(これは……)
扉間 「確かにやけに強いチャクラを感じるな…2時の方 向か…」
そう言うと扉間はその方向へと歩き出し、壁の前に立つ。
ミナト(これは…ナルトと九尾のチャクラ……ってことはやり 遂げたんだな、ナルト…!!!) (そして今まさに一緒に戦っているのか…!)
扉間 「ふむ…嘘ではなさそうだな。 間違いなくマダラ のチャクラを感じる!」
ヒルゼン 「我々もすぐに戦場へ向かいましょう!」
大蛇丸 「あなた達は私の穢土転生の支配下にある。 勝手 な行動なんて出来ないわ」 「どうしてもと言うなら、話が終わってから行きな さい」
ヒルゼン 「話などいつでも出来るわい! マダラが復活して いるということがどれほど深刻な事態か分かっておるのか!」
大蛇丸 「私はこの少年の味方なの…彼次第では、あなた方 を操って木の葉を潰すことだって出来るのよ」 「いますぐにでもね…」
ヒルゼン 「貴様………!」
あまりの怒りに震えるヒルゼン。 そんな彼とは対照的に扉間 は落ち着き払っていた。
扉間 「大蛇丸…一つ教えてやろう…」 「術の再現度も完成度も以前より向上しているよう だが…それがお前の命取りになったんだ」 「我々はほぼ全盛期の頃の力を保ったままこの世に 呼び戻されている」
そう言って壁に手をあて、簡単に大きなヒビを入れる扉間。
扉間 「もはやお前の穢土転生には縛られんぞ、そもそも おれが開発した術なのだからな…」 「兄者、こいつらはもう放っておけ。 おれは勝手 に行くぞ……」
動き出した扉間を大蛇丸が印を結んで制止する。
柱間 「猿飛…なかなか腕の立つ忍を育てたな…」
扉間(くそ…全く動けん…)
大蛇丸 「あら光栄だわ…忍の神に褒められるなんてね…」
扉間 「ぐぅ……」
柱間 「がははは! おれの細胞で術の効力を高めている のか! 扉間、お前はすいぶん鈍っているようだな」
扉間(こいつ…以前とは違うな……身体はほとんど兄上の細胞 で作られているようだが…)
柱間 「さて、それでは……」
大蛇丸(初代火影、柱間…やはりこいつは別格ね。 私の支配 を破っただなんて…警戒しなければ…)
警戒する大蛇丸に対し、和やかに声をかける柱間。
柱間 「安心しろ大蛇丸。 その少年を縛る苦悩からまず は解放させてあげようじゃないか」 「話を聞いたあとで、そのうちはの少年がどういう 選択をするかは分からん… だがここで彼を放っておけば、いつか間違いなく 新たなマダラへと変わってしまうだろう」 「もしそうなれば、例え戦争が終わったとしても 我々の勝利には意味がなくなってしまう」
サスケ 「…………」
扉間 「…はぁ……好きにするがいいさ、兄者」
その場に座り込む柱間、腰を据えて話をするという態度の表れ なのかもしれない。
柱間 「さて、何から話すべきか…そうだな……」
目を閉じ、うちはマダラとの戦いを思い出す柱間。
―柱間の回想―
月夜に浮かぶ二人の忍のシルエット。 一人は大きな巻物を背負い、手には大刀を持っていた。彼の名 は千手柱間。 他方は右手に扇、左手には鎌を持っていた。 扇はかつてのト ビが、鎌はオビトを助けた老人が持っていたものだった。
ガッ!!!!!
扇と大刀が激しくぶつかりあい、一旦二人とも後ろへ退いた。 柱間が体勢を立て直すや否や、マダラによって召喚された九尾 が襲い掛かってくる。
九尾 「グルルル!!」
柱間 「木遁 木龍の術!」
九尾 「グルウウゥ!!」
襲い掛かる九尾を木龍が見事に縛り上げるが、負けじと口から 尾獣玉を吐き出す。 尾獣玉はまっすぐ柱間に向かってくるが、余裕の表情で印を結 ぶ柱間。
柱間(木遁 木神の術!)
新たに鬼のような顔の木像を召喚させ、その大きな手で尾獣玉 を容易く捕まえるとそっくりそのままマダラへと突き返してい く。 襲い掛かる尾獣玉を巨大な須佐能乎で防ぐマダラ。
互角に戦う柱間とマダラ。
―回想終わり―
柱間 「…うちはと千手の話から始めなければならん な…」
歴史が明らかに……!!
次週へ。
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